郷土料理

茶粥

特徴 9世紀初めに弘法大師(空海)が、唐から茶の種子を持ち帰り、宇陀市の仏隆寺で播いたのが日本における茶栽培の始まりといわれている。
歴史 毎年3月に東大寺で行われる「お水取り」は、1200年以上歴史があり、その練行衆(れんぎょうしゅう)の献立に「ごぼう(ゴボ)」「ゲチャ」が出てくる。「ゲチャ」は米をほうじ茶で煮て汁を取り去ったもの(茶飯の原点のようなもの)、「ゴボ」は茶粥の汁の多いものといわれており、1200年あるいはそれ以上前から、「茶粥」が食べられていた。