奈良を知る

わさび

主な産地 野迫川村
主な季節
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
特徴 伏流水ではなく、野迫川村の標高高い土地を生かして、谷の冷たい水を大量に敷いて栽培する。
歴史 野迫川村のわさびは、元々、村で自生してたものを40〜50年前に苗を採ってきて、人工で栽培を始めた。全国的にも採用されている伝統的な畳石(たたみいし)式で栽培。静岡伊豆地方から直接指導を受けたりしながら、現在に至る。奈良県明日香村の遺跡から出土した木簡(685年)に「委佐俾三升(わさびさんしょう)」とあることから、わさびは飛鳥時代(527~710年)からすでに食べられていたのではないかと推測されている。