奈良を知る

さといも
〔サトイモ科サトイモ属〕 
地域に根付き様々な系統があるさといも。湿害に強いさといもは、奈良盆地で多く分布する水田での栽培に適している。

主な産地 奈良市、大和高田市、大和郡山市、天理市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、生駒市、香芝市、葛城市、宇陀市、山添村、平群町、三郷町、斑鳩町、安堵町、川西町、三宅町、田原本町、曽爾村、御杖村、高取町、明日香村、上牧町、王寺町、広陵町、河合町、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、天川村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村
主な季節
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
特徴 ヤマノイモ(山芋)に対して、家里近くで栽培される芋であることから、さといも(里芋)と呼ばれている。赤芽大吉、石川早生、土垂(どだれ)、ウーハン(烏幡)など多様な品種系統が栽培されている。
歴史 さといもは水はけの悪い土地でも栽培しやすいので、古くから水田の多い奈良盆地では様々な品種が栽培されてきた。特産品としてさといも栽培に取り組む地域もある。