奈良を知る

軟白ずいき

主な産地 奈良市
主な季節
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
特徴 えぐみの少ない赤茎の唐芋、八つ頭などのずいきを、さらに柔らかくアクの少ない茎に仕上げるため、草丈の低いうちから茎を紙などで包んで光を遮り、軟化栽培した純白のずいき。茎の成長とともに新聞紙を巻くなどの手間暇がかかるため、生産量は極めて少ない。
歴史 天平時代に芋茎(ずいき)が利用されていたことが「東大寺正倉院文書」に記載されている。「古い血をおとす」といわれ、お産の後などに食されてきた。