奈良を知る

大和きくな
〜独特の香りが特徴で、鍋やすき焼きのほか、サラダに混ぜるとアクセントになる。〜

主な産地 奈良市、大和高田市、天理市、宇陀市、曽爾村
主な季節
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
特徴 菊に似た独特の香りが魅力。中大葉の肉厚で柔らかい系統。おひたしや鍋、すき焼きのほか、サラダに混ぜるとアクセントに。
歴史 室町時代末頃に渡来した。香気がやわらかで、葉が大きく切れ込みも深い特徴を併せ持つ中大葉種が奈良県で選抜され、全国に広がった歴史がある。奈良市などでは中大葉系、曽爾村などでは中葉系が栽培されている。栽培は主にハウスで行われており、比較的作りやすい作物であるが、湿度・室温調整も日々こだわり、大切に育てられている。