奈良を知る

小しょうが(こしょうが)
〜〔ショウガ科ショウガ属〕 ☆小ぶりで辛味が強い☆ 小ぶりのしょうがで、繊維が緻密で歯切れの良い食感と強い辛味が特徴。甘酢漬け、奈良漬などに使用できる。〜

主な産地 奈良市
主な季節
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
特徴 しょうがは、そのサイズによって「大しょうが」「中しょうが」「小しょうが」に分けられる。「大しょうが」に比べて小ぶりであるが、辛味が強く、繊維が緻密で、筋が少なく、歯切れの良い食感と強い辛みが特徴の在来品種。新しょうがとして収穫されるピークは、お盆に当たる8月中旬から9月中旬頃となる。「ジンゲロン」「ショウガオール」という特有の辛味成分を含む。甘酢漬けや奈良漬などに使用される。
歴史 奈良市、平群町、高市郡などの砂質土壌の地域には昭和初期まで大産地があった。現在、県内では奈良市などで作られている。