奈良を知る

トマト
〔ナス科トマト属〕 
食の欧米化とともに、県内でも栽培面積が増加していった。完熟収穫が可能な品種の普及に伴い、果物感覚で食べられる野菜になった。

主な産地 大和郡山市、天理市、五條市、曽爾村
主な季節
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
特徴 県内では、厳冬期を除いて、様々な栽培方法によってトマトが作られている。標高が400〜600mある大和高原地域は、夏でも比較的冷涼で昼夜の気温差も大きいことから、糖度の高いトマトが生産されている。現在はサイズや色(黄色・オレンジ・緑・黒など)も多様。赤い色素「リコピン」には抗酸化作用があり、美容や健康への効果が期待されている。

<知恵袋>
トマトの赤い色素「リコピン」には抗酸化作用があり、美容・健康への様々な効果が期待されている。オリーブオイルでトマトを炒めるとリコピンが体内に吸収されやすくなるといわれており、お薦めの食べ方だ。
歴史 食の欧米化とともに、県内でも栽培面積が増加していった。完熟収穫が可能な品種の普及に伴い、果物感覚で食べられるようになった。